2026年6月24日|カテゴリ:注意喚起/USJ界隈
USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)が好きな人たちが集まる、いわゆる「USJ界隈」のX(旧Twitter)。同じ趣味でつながれる楽しい場所ですが、その中で女性アカウント、とりわけ女子中高生を狙った悪質なダイレクトメッセージ(DM)の被害が報告され、大きく拡散しています。
2026年6月23日に投稿された注意喚起のポストは瞬く間に拡散し、表示回数は30万回以上にのぼっています。被害を訴えているのは、自称・未成年を含む若い女性たち。「USJ仲間」「長年の常連」という安心感につけ込む形で、複数の女性に同じような誘いが送られていたとされています。今回はこの件を、これ以上同じような被害を出さないための注意喚起としてまとめます。
【30秒で分かる要点】
- USJ界隈のXで、女性・女子中高生を狙った悪質なDMの被害が報告・拡散
- 加害側とされるのは「年パス歴9年」を名乗る、一見”長年の常連”アカウント
- 「受験・誕生日のお祝い」を口実に近づき、ホテル宿泊へ誘導
- LINEのQRを送って、Xの外(密室)へ移そうとする
- 「私にも来た」という声が複数。その後、加害側とされるアカウントは投稿を削除
- ポイント:プロフィールの”濃さ”や付き合いの長さは、安全の証明にならない
※本記事は、X上で公開されている投稿をもとにしています。個人を特定する情報(アカウント名・スクリーンショット等)は一切掲載しません。また、自称・未確認の情報については「〜とされる」と明記しています。現時点では一方の告発に基づく内容であり、特定個人を断定するものではありません。
発端:1人の女性の告発が、1日で拡散
きっかけは、あるUSJファンの女性アカウントによる注意喚起の投稿でした。「USJファンの皆様、女性の方、女子中高生の方々へ」と呼びかけ、ここ1週間以内に起きたこと、そして同じ被害に遭った人たちから寄せられた情報を、証拠の画像とともにまとめたものです。
投稿は瞬く間に広まり、リポスト(拡散)やいいねも数百件単位に。「拡散・通報・注意喚起への協力をお願いします」という呼びかけに、多くの人が反応しました。
手口の特徴①:「長年の常連」という”信頼の皮”
今回特に注意したいのが、**接近してくる相手が”怪しく見えない”**という点です。
被害を訴える人たちが共有したプロフィール情報によると、加害側とされるアカウントは「年パス歴9年」「USJ・サンリオ・スイーツ好き」などと、長年のUSJファン・常連を思わせる作りになっていたといいます。
「同じものが好きな、界隈で長くやっている人」という見え方だからこそ、相手も警戒を解いてしまう——ここが今回の手口のいちばん怖いところです。フォロワー歴やプロフィールの”濃さ”は、安全の証明にはなりません。
手口の特徴②:「お祝い」を口実にした、未成年への接近
共有されたDMのやり取り(要約)からは、若い相手——とりわけ受験を控えた学生に対して、こんな流れで距離を詰めようとする様子が確認できます。
- まず「USJに行きたい」という気持ちに共感し、「頑張って」とねぎらう
- そのうえで「受験を頑張ったら、お祝いしてあげる」と持ちかける
- さらに「誕生日と合わせてお祝いしよう」と、特別感を演出する
- 最終的に「いつも泊まっている(USJ隣接ホテルの)一番いい部屋に、お祝いで泊めてあげたい」と、宿泊に誘導する
「受験」「誕生日」「お祝い」といった、断りづらく・好意に見える言葉を使って、未成年を一対一の関係に引き込もうとしているのが分かります。
手口の特徴③:LINEなど”外”へ誘導しようとする
やり取りの中では、LINEのQRコードを送って、Xの外での個別のやり取りに誘導しようとする動きも確認されています。
これは非常に重要なサインです。Xのような場では通報やブロック、第三者の目が機能しますが、LINEなどの個人的なツールに移されると、密室化して逃げ場がなくなります。 「ここからはLINEで」「QR送るね」と言われたら、いったん立ち止まってください。

1人だけじゃない:広がる反応と「私も」という声
最初の告発が広まると、引用や返信の形で、同様の被害を訴える声が複数寄せられました。
- 「私にも同じようなDMが送られてきました」
- 「確認したら、ウチにも来てました」
- 「言うべきか悩んでたけど、実は私も……」
声を上げた中には自称・未成年の女性も、成人女性もいましたが、狙われていたのは基本的に若い年齢層だった印象です。
さらに投稿には、被害報告だけでなく多くの共感・拡散・通報の動きが広がりました。「同じような事案が起きすぎている」「これだから知らない人とつながるのは怖い」といった声に加え、「USJ界隈に限らず、他の趣味のコミュニティでも同じような手口の人がいる」という、横展開の注意喚起も寄せられています。一個人の体験談にとどまらず、ネット上の趣味コミュニティ全体に通じる問題として受け止められたかたちです。
なお、報告の中には「断ったり反応が薄かったりするとブロックされた」「既婚者だと分かるとフォローを外された」という声もありました。相手の状況によって態度を変える点も、警戒すべきポイントです。
そして、加害側とされるアカウントは、被害が拡散したあとも説明や謝罪を一切おこなわないまま沈黙。その後、投稿(ツイート)が削除された状態になっていることが確認されています。一方で、注意喚起の投稿そのものは今も拡散が続いており、コミュニティ内で警戒が共有され続けています。
なお、本人を名指しで断定することは、誤認や二次被害の危険があるため本記事では避けます。大切なのは「誰がやったか」を特定して叩くことではなく、同じ手口にこれ以上だまされる人を出さないことです。

身を守るために(相談先まとめ)
未成年・成人を問わず、ネット上の知らない相手と「会う」「個人的にやり取りする」ことには大きなリスクが伴います。万一おかしいと感じたら、抱え込まずに次の行動を取ってください。
- 会わない・教えない:本名・学校・住所・最寄り駅・顔写真などの個人情報は安易に渡さない
- “外”に誘導されたら警戒:「LINEで」「QR送るね」と個人ツールに移そうとされたら、いったん止まる
- 証拠を残す:おかしいと感じたDMはスクリーンショットで保存してからブロック・通報
- Xの機能を使う:相手をブロックし、プロフィールやメッセージから「報告(通報)」する
- 未成年なら必ず大人に相談:保護者・学校の先生など、信頼できる大人にすぐ共有する
- 警察に相談:迷ったら全国共通の警察相談専用電話 #9110(緊急時は110番)。各都道府県警には「サイバー犯罪相談窓口」もあります
「これくらいで相談していいのかな」と迷う段階で相談して大丈夫です。早いほど安全です。

さいごに
USJは、本来なら好きなものを通じて人とつながれる、楽しい場所のはずです。その「界隈」でこうした被害が起きてしまったのは、本当に残念でなりません。
ただ、これは未成年の女性だけの問題ではありません。「長年の常連」「仲のいい相互フォロワー」が、必ずしも安全な相手とは限らない——プロフィールの濃さや付き合いの長さは、信頼の保証にはならないのです。
同じような被害がこれ以上生まれないことを願って、この記事を注意喚起として残しておきます。少しでも「あれ?」と思ったら、どうか一人で抱え込まず、ブロック・通報・相談を。あなたの安全が最優先です。
この記事が役に立ったら、USJを楽しむ仲間や、身近な学生さんにもぜひ共有してください。一人でも多くの「あれ?」が、被害を防ぐきっかけになります。

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